なぜハープ?
ハープがこの活動にふさわしい理由としては、
- 倍音が豊かな、優しい音色
- 単旋律だけではなく、和音も同時に奏でられる
- 人の声をカバーする音域
- 小さい音から大きい音まで音量の幅が広く、音量調節が容易
- ひとりで持ち運びできる簡便性
など、多くの要素が挙げられます。(詳しくは 春秋社刊「ハープ・セラピー」)
ハープという楽器は、ピアノの白鍵と同じく全音階(ドレミファソラシド)で音が並んでいて、ピアノのように両手を使って奏でます。ハープ・セラピーに必要な演奏技術は、一般に想像されているよりはるかに簡単で、音楽経験のない人でも、まじめに取り組めば一年か一年半で身につけることができます。定年後や子育てが終わったあとの熟年層にとっても決してむずかしいものではなく、実際に、シニア世代に入ってから始める人も少なくありません。
ハープ・セラピーに適した小型ハープは、
- レバー・ハープ
- アイリッシュ・ハープ
- ケルティック・ハープ
- セラピー・ハープ
など、様々な名称で呼ばれています。アメリカやヨーロッパには小型ハープのメーカーがたくさんあり、種類もデザインも豊富です。最近は日本での代理店も増え、入手も簡単になりました。価格は20万円前後から50万円程度まで、用途や予算に合ったものが選べます。特に音色やデザインは個人の好みの問題でもあり、誰にでもお勧めできる特定のハープはありませんが、お問い合わせいただければご相談に応じます。